映画『ブラックミラー:バンダースナッチ』あらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想

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2018年12月28日に公開された映画『ブラックミラー:バンダースナッチ』。

この記事では、映画『ブラックミラー:バンダースナッチ』のあらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想をご紹介します。

映画『ブラックミラー:バンダースナッチ』の予告編

「ブラックミラー:バンダースナッチ」は、辛い過去や悩みを持つ主人公が、高い評価を得られるゲームを作るというストーリーです。

そして、ゲーム作りは順調には進まず、現実と空想の世界が次第に混同してしまうという、ダークな内容となっています。

また、インタラクティブ映画であり、結末が視聴者の選択によって変わる点が大きな特徴です。

映画『ブラックミラー:バンダースナッチ』のあらすじ(ネタバレなし)

若手プログラマーであるステファン・バトラーは、「バンダースナッチ」という小説を元に、ゲームを作成します。

それをゲーム会社に売り込むと、高い評価を受け、オファーを受けるかどうかを選ぶことになります。

そして、自らゲーム作りができることとなったステファンですが、ゲーム作りが順調に進まず、カウンセラーのヘインズ先生の元へと訪れます。

その辺りからステファンは、現実と空想の区別がつかなくなっていいきます。そこに、幼少期に亡くした母親の真相が関わってきます。

そのような状況で、ステファンは高い評価を得るためのゲームを作っていくというストーリーです。

映画『ブラックミラー:バンダースナッチ』の解説

「ブラックミラー:バンダースナッチ」は、イギリスのドラマシリーズ「ブラックミラー」のひとつとしてNetflixにて特別に制作されました。

「ブラックミラー」は原則として、1話完結のオムニバス形式となっています。しかし、「バンダースナッチ」は1話では到底収まりきらないボリュームであったため、シリーズからは独立した映画作品として作られました。

「ブラックミラー」は、科学技術が発達した近未来や、設定が異なる現代が舞台です。

それに対して「バンダースナッチ」は、プログラミング黎明期、誰でもゲームを作って成功するチャンスを得られる世界が舞台となっています。

また、本作品は第71回プライムタイム・エミー賞のテレビムービー部門の作品賞にノミネートされました。

映画『ブラックミラー:バンダースナッチ』のみどころ

「ブラックミラー:バンダースナッチ」の最大の特徴は、視聴者参加型のインタラクティブ映画であることです。

物語が進行していくと、2択の選択肢が現れ、視聴者がどちらかを選ぶ形となっています。

朝食のシリアルの味のようなどうでも良いものから、登場人物の命に関わる重大なものまで、多種多様な選択が迫られます。

そして、その選択次第で、ストーリーの結末が大きく変わります。また、選択を失敗すると、やり直すことができます。

そうして、映画の世界を舞台に、まるでゲームプレイ中にリセットを繰り返しているような感覚になりながら、視聴していく作品です。

映画『ブラックミラー:バンダースナッチ』の感想

「ブラックミラー:バンダースナッチ」は、普通の映画とは異なり、視聴者次第で結末が変わります。

途中でバッドエンドとなるのか、期待する終わり方にできるのかは、視聴者にかかっています。

度々選択が迫られるので、ただ視聴したいという人には向きませんが、一風変わった映画を見たいという人はきっと楽しめるでしょう。

映画『ブラックミラー:バンダースナッチ』の登場人物・キャスト

ステファン・バトラー役、フィオン・ホワイトヘッド
ヘインズ先生役、アリス・ロウ
コリン・リットマン役、ウィル・ポールター
ビーター・バトラー役、クレイグ・パーキンソン

映画『ブラックミラー:バンダースナッチ』のスタッフ

監督、デビッド・スレイド
脚本、チャーリー・ブルッカー

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