1987年2月28日に公開された映画『フェリスはある朝突然に』。
この記事では、映画『フェリスはある朝突然に』のあらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想をご紹介します。
映画『フェリスはある朝突然に』の予告編
舞台はシカゴ。主人公フェリスは高校三年生で仮病の常習犯です。何度も仮病で学校を休んでは、両親や友人をうまく丸め込む始末。
唯一、妹のジーニーはフェリスの仮病に気づいていました。
ある朝仮病で学校を休んだフェリスは、親友と恋人を連れて街へ繰り出します。ウィリス・タワーに行ったり、レストランに行ったりする中で、父親の姿を見つけてしまいます。
フェリスの仮病はバレてしまうのか、スリル満点のコメディ映画です。
映画『フェリスはある朝突然に』のあらすじ(ネタバレなし)
フェリス・ビューラーは、スッキリとした気持ちで家から飛び出しました。ガールフレンドのスローン、友人のキャメロンも一緒にシカゴに遊びに出かけます。
彼は仮病の天才であり、具合が悪いと言っては、父母や学校の仲間を騙し休む日々を送っていました。彼の嘘を見破っていたのは、妹のみでした。
街に出た三人は、シカゴを満喫します。そこでフェリスの父と出くわしそうになるハプニングに見舞われながらも、無事逃げ切ります。
フェリスの嘘はどこまで突き通すことができるのか、彼を取り巻く人々と、彼の一日を描いたコミカルな作品です。
映画『フェリスはある朝突然に』の解説
「フェリスはある朝突然に」はアメリカで1986年、日本で1987年に公開されたアメリカ映画です。
撮影場所には、シカゴの有名な観光名所であるリグレーフィールドや、シカゴ美術館などが使われています。
1990年にテレビドラマ化されました。主人公フェリスを演じたマシュー・ブロデリックは、1986年のゴールデン・グローブ賞でコメディ部門での男優賞を受賞されました。
その当時、大ヒット作ばかりを世に生み出していたジョン・ヒューズが、監督と脚本を務めており、公開すると同時に大ヒット。現在でも全米で人気を誇る作品の一つです。
映画『フェリスはある朝突然に』のみどころ
ストーリーがテンポ良く進んでいくところが見どころです。シュールな笑いありの作品なので、明るい気持ちで楽しむことができます。
主人公フェリス役のマシュー・ブロデリックのコミカルな演技にも、注目です。
学生時代に誰もが経験したことがある、学校をサボって思い切り一日を楽しみたいという気持ちを、フェリスが代弁してくれます。
フェリスの楽しそうにはしゃぐ姿を見ていると、見ている私もフェリスの嘘がバレないように応援してしまうから、不思議です。
1980年代のどこか懐かしい雰囲気を感じることもでき、心から楽しめる作品です。
映画『フェリスはある朝突然に』の感想
全米で大人気の作品ということで、私も期待以上に楽しめた作品でした。
ずる賢いフェリスですが、家族や周囲の友人、彼女に愛されて幸せ者だなと思いました。
青春て良いな、フェリスとお友達になってみたいなと思える作品でした。
映画『フェリスはある朝突然に』の登場人物・キャスト
- フェリス・ビューラー:マシュー・ブロデリック
- キャメロン・フライ:アラン・ラック
- スローン・ピターソン:ミア・サラ
- ジーニー・ビューラー:ジェニファー・グレイ
- エドワード・ルーニー:ジェフリー・ジョーンズ
- 経済の授業をする教師:ベン・スタイン
- ドラッギー:チャーリー・シーン
映画『フェリスはある朝突然に』のスタッフ
- 監督:ジョン・ヒューズ
- 脚本:ジョン・ヒューズ
- 製作:ジョン・ヒューズ
- トム・ジェイコブソン
- 製作総指揮:マイケル・チニック
- 音楽:アイラ・ニューボーン
- 撮影:タク・フジモト
- 編集:ポール・ハーシュ