映画『ツォツィ』あらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想

映画 ツォツィ あらすじ ネタばれナシ みどころ 解説 感想 洋画

2007年4月14日に公開された映画『ツォツィ』。

この記事では、映画『ツォツィ』のあらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想をご紹介します。

映画『ツォツィ』の予告編

人種隔離政策が廃止されても、差別や格差に苦しんでいるスラム街。

そこで暮らす主人公・ツォツィ が、人間性を取り戻していくヒューマン映画作品です。

その日その日を生き延びるために、ツォツィ は少年でありながら、仲間と一緒に盗みを繰り返していました。

ある日、ツォツィ が襲った車には赤ん坊が乗っており、これがツォツィ の人生を変えていきます。

映画『ツォツィ』のあらすじ(ネタバレなし)

舞台は、南アフリカの都市・ヨハネスブルクのスラム街。今もなお残る差別や格差に人々は苦しんでおり、子供も例外ではありませんでした。

そこに暮らす少年・ツォツィは、その日その日を生きるために、今日も仲間たちと盗みを繰り返していました。

ある日、カージャックをするため、車を運転していた女性を銃で撃ってしまいます。カージャックは成功したかに思えましたが、車の後部座席を見たツォツィは驚きます。

なんと、そこには赤ん坊が乗っていたのです。

ツォツィは戸惑いながらも、その赤ん坊を自分の住処へと連れていきます。しかし、お腹が減ったのか泣く赤ん坊に、ツォツィは頭を抱えてしまいます。

映画『ツォツィ』の解説

2005年に公開された、イギリスと南アフリカの共同製作作品です。

日本では2007年に公開されましたが、少年による過激なシーンがあるため、Rー15指定されました。

他の国でも、年齢や条件にちがいはあるものの、このような映画のレイティングシステムが設けられました。

アカデミー賞の外国語映画賞をはじめ、エディンバラ国際映画祭やトロント国際映画祭など数多くの映画賞を受賞しました。

今作の舞台は、南アフリカの都市・ヨハネスブルクのソウェトです。今も残る差別や格差など、満足な生活や勉強ができない子供たちの姿をありありと描いています。

映画『ツォツィ』のみどころ

主人公の少年・ツォツィは、親の愛情を知らぬまま育った経緯があります。スラム街で毎日を生き抜くために、仲間たちと盗みを繰り返すしかありませんでした。

そんな非情なツォツィが、偶然カージャックした車で赤ん坊と出会ったことは大きなキッカケでした。そこから戸惑いながらも、徐々に人間性を取り戻していくツォツィの姿は必見です。

また、スラム街が舞台になっていることから、そのあたりの日常がリアルに描かれています。

そんな過酷な環境のなかでも、親の愛情(特に母親の)はとても偉大なんだと感じることができます。そのことは、変わっていくツォツィの姿を見ているとよくわかります。

映画『ツォツィ』の感想

今も社会問題のひとつである差別や格差が、ありありと描かれています。

過激なシーンもありますが、生きていくためなのだと、何とも言えないものを感じます。

そんな環境のなかでも、ツォツィが変わっていく姿はとてもインパクトがあり、ぜひ見てもらたい映画作品です。

映画『ツォツィ』の登場人物・キャスト

ツォツィ:プレスリー・チュエニヤハエ
ミリアム:テリー・ペート
アープ:ケネス・ンコースィ
ボストン:モツスィ・マッハーノ
ブッチャー:ゼンゾ・ンゴーベ

映画『ツォツィ』のスタッフ

監督:ギャヴィン・フッド
脚本:ギャヴィン・フッド
原作:アソル・フガード
音楽:ポール・ヘプカー、マーク・キリアン
撮影:ランス・ギューワー

洋画
スポンサーリンク
kininaruをフォローする
KininaruMovieblog
タイトルとURLをコピーしました