2022年5月6日に公開された映画『パティシエさんとお嬢さん』。
この記事では、映画『パティシエさんとお嬢さん』のあらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想をご紹介します。
映画『パティシエさんとお嬢さん』の予告編
恋に奥手のパティシエと、毎週同じ曜日にケーキを買いに来る女の子をテーマにした作品です。
パティシエの主人公が働いているお店に、毎週金曜日に「自分へのご褒美」としてケーキを買いに来る女性が居ました。
名前も知らないお客さんの女性に心惹かれたパティシエの丈士でしたが、恋に消極的な彼は、いつになっても女性の名前を聞けずにいました。
映画『パティシエさんとお嬢さん』のあらすじ(ネタバレなし)
「パティスリー・シュパル」でパティシエとして働く丈士は、ある一人の女性に心惹かれていました。
それは、毎週金曜日、スイーツを買いに来る『お嬢さん』の芙美子です。
芙美子は、一週間頑張った自分へのご褒美としてケーキを買いに来ていました。
ですが、実は、芙美子もケーキを買いに行くことだけが目的ではなく、名前も知らないパティシエの丈士に会えることも楽しみにしていました。
お互いがお互いに心惹かれながらも名前を聞けないまま、一年が過ぎます。
そんなある日、丈士の兄であるお店のオーナーシェフの稜は、『お嬢さん』の名前を聞き出す作戦を思いつきます。
映画『パティシエさんとお嬢さん』の解説
この作品は、2022年5月26日に日本で公開された映画です。
ツイッターで人気が出てコミックとして書籍化された、ラブコメ漫画の実写映画化となっています。
パティシエ役は、多くの2.5次元舞台や映画で活躍する崎山つばささん。ヒロインのスイーツを愛する女の子を「賭ケグルイ」などに出演する岡本夏美さんが演じています。
パティシエ役の崎山さんは撮影開始前からお菓子作りのレッスンを受け、一から学んで挑戦をしています。
2022年1月には、全四話の30分ドラマが放送されています。
監督を務めたのは「銀と金」や「のぼる小寺さん」を手掛けた古厩智之監督です。
映画『パティシエさんとお嬢さん』のみどころ
美味しそうなケーキが並ぶショーケースと、それをキラキラした目で見ている主人公の女性。
週に一度の自分へのご褒美というのが、見ている側としても共感が持てる部分ですし、ケーキなどのスイーツが好きな人にとっては、たくさんのスイーツが出てきて幸せになれる映画になっています。
お互いが好き同士なのに、お互いに勇気がなくて名前すら聞けないという、もどかしい恋模様が、初恋や学生時代の恋を思い出すことができる、とても新鮮な気持ちにさせてもらえる映画です。
恋に悩む男性と女性のどちらの気持ちもわかることから、見ていてとても楽しい映画です。
映画『パティシエさんとお嬢さん』の感想
見ていてとてもほのぼのしている作品だと感じました。この映画を見ると、自分もケーキが食べたくなります。
甘いものを食べて、頑張った自分を癒しつつ、次の週をまた頑張るための活力にするということと、好きな人に週に一度会えるという恋心は、見ていて楽しい作品です。
映画『パティシエさんとお嬢さん』の登場人物・キャスト
奥野丈士:崎山つばさ
波留芙美子:岡本夏美
功至:増田俊樹
波留耕作:横田龍儀
三笠亜紀越智ゆらの
芙美子の母:古村比呂
帯刀稜:村井良大
映画『パティシエさんとお嬢さん』のスタッフ
監督:古厩智之
原作:銀泥
脚本:蒲田子桃 古厩智之