映画『男はつらいよ柴又慕情(9作目)』あらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想

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1972年8月5日に公開された映画『男はつらいよ柴又慕情(9作目)』。

この記事では、映画『男はつらいよ柴又慕情(9作目)』のあらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想をご紹介します。

映画『男はつらいよ柴又慕情(9作目)』の予告編

仕事を終え、福井へと移った寅次郎。そこで、楽しそうにお茶をしている3人の女性と出会います。

ふとしたきっかけで彼女達と仲良くなった寅次郎は、一緒に旅をします。

別れ際に3人娘の一人である、歌子から「寅さんのおかげで旅行が楽しかった」と、無邪気な笑顔で鈴を渡されてしまったから、さぁ大変。寅次郎の恋心に火が付いてしまいました。

寅さんの恋はどうなってしまうのでしょうか。

映画『男はつらいよ柴又慕情(9作目)』のあらすじ(ネタバレなし)

寅次郎は道中で出会った歌子という年下の女性に一目ぼれをしてしまいました。

マリ、みどりといった友人と旅行にきていて、たまたま仲良くなった寅次郎も一緒に旅行した仲です。

ある日、とらやに戻った寅次郎の元に歌子が訪ねてきます。複雑な家庭事情を抱えた歌子でしたが、寅次郎の話や一家の温かさに安らぎを感じます。

その日はそのまま帰宅した歌子でしたが、後日再びとらやに訪れました。歌子の複雑な心情を感じた、さくらは歌子の切ない結婚事情のこと、父との関係について耳にします。

自分を取り巻く環境に悩み続ける歌子と、そんな歌子を一途に思う寅さんの恋愛を描いた作品です。

映画『男はつらいよ柴又慕情(9作目)』の解説

「男はつらいよシリーズ(9作目)」 は1972年に公開された日本映画です。

同時上映として「祭りだお化けだ全員集合!!」が上映されました。テレビドラマのシリーズのときから、おいちゃん役を演じられていた森川信さんが死去。それにともなって、この9作目から松村達雄さんが、おいちゃん役に代わりました。

観客動員数は188万9000人を記録、収入は5億1000万円となりました。

キネマ旬報ベスト10では、その人気が講じて第6位を受賞されました。また、キネマ旬報の読者の日本映画ベスト10でも、第6位を受賞されました。

映画『男はつらいよ柴又慕情(9作目)』のみどころ

寅さんの不器用な恋愛模様が見どころです。好きなのに、素直になれないもどかしさが、見ていて心をくすぐります。

また、今もなお有名な女優である吉永小百合さんの、美しき姿も見どころです。歌子の天真爛漫で可愛いところを、とても魅力的に演じられていて、その姿にときめいてしまいました。

寅さん一家のほのぼのとした様子は、何回見てもほっこりした気持ちになります。街の風情も、どこか懐かしい風景が広がっており、古き下町の良さを感じることができます。

寅さんの人情に溢れた男気があるところや、心にぐっとくるセリフも見どころです。

映画『男はつらいよ柴又慕情(9作目)』の感想

寅さんシリーズは、いつ見ても面白く心が豊かになるなと思いました。

吉永小百合さんの美貌は、驚くほど美しく寅さんが夢中になるのも、分かるような気がします。

寅さんの笑顔にも、たくさん元気を貰うことができました。

映画『男はつらいよ柴又慕情(9作目)』の登場人物・キャスト

  • 車寅次郎:渥美清
  • さくら:倍賞千恵子
  • 竜造:松村達雄
  • つね:三崎千恵子
  • 博:前田吟
  • 登:津坂匡章
  • 社長:太宰久雄
  • 源公:佐藤蛾次郎
  • 戸枝屋(福井)のおばさん:新村礼子
  • みどり:高橋基子
  • マリ:泉洋子
  • 満男:沖田康裕
  • 夢の子分:中田昇
  • 夢の子分:北竜介
  • 金平駅駅員:大杉侃二郎
  • 百山旅館(金沢)の仲居:戸川美子
  • 百山旅館(金沢)の仲居:後藤泰子
  • 百山旅館(金沢)の女将:谷よしの
  • 夢の親分:吉田義夫
  • 不動産屋B:桂伸治
  • 不動産屋A:青空一夜
  • 不動産屋C:佐山俊二
  • 高見:宮口精二
  • 御前様:笠智衆
  • 歌子:吉永小百合

映画『男はつらいよ柴又慕情(9作目)』のスタッフ

  • 監督:山田洋次
  • 脚本:山田洋次、朝間義隆
  • 製作:島津清
  • 音楽:山本直純
  • 撮影:高羽哲夫
  • 編集:石井巌
邦画
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