映画『ロバと王女』あらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想

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1971年8月7日に公開された映画『ロバと王女』。

この記事では、映画『ロバと王女』のあらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想をご紹介します。

映画『ロバと王女』の予告編

妻(王妃)に先立たれた王様は、あることを考えていました。

それは、娘である王女と結婚しようという考えです。

なぜなら、妻の遺言が「自分より美しい人と再婚して」というものだったからです。

妻との約束を守るため、考え抜いた結論が娘との結婚だったのです。

しかし、娘は父親との結婚を嫌がります。

なんとか父親に諦めてもらうために、娘は妖精に相談します。

映画『ロバと王女』のあらすじ(ネタバレなし)

嵐の夜、王様は最愛の妻である王妃を亡くしてしまいます。

王妃は、「自分より美しい人と再婚して」と遺言をのこして息を引き取りました。

王様には娘しかおらず、後継ぎがいなかったこともあり、周囲の臣下たちも再婚の話には大賛成していました。

しかし、なかなか王妃以上に美しい人には巡り合えません。

そこで、王様はある結論に至ります。それは王女である娘を再婚相手にすることでした。

もちろん、これに娘は大反対。

娘はお城を抜け出して森に駆け込むのですが、慣れない道に迷ってしまいます。

そこで出会ったのは、なんと妖精。娘は、父親(王様)と結婚したくないと妖精に相談します。

映画『ロバと王女』の解説

1970年にフランスで公開された映画作品で、翌年には日本でも公開されました。

フランスの詩人シャルル・ペローの童話「ロバの皮」を原作としたストーリーで、所々に歌のシーンが入るミュージカル映画です。

監督を務めたジャック・ドゥミにとって、最大のヒットを記録した映画作品として知られています。

ジャック・ドゥミ監督は、幼少期からシャルル・ペローの童話が大好きで、この作品にもその気持ちがしっかりとあらわれています。

そして、フランスを代表する俳優のカトリーヌ・ドヌーブや、ジャン・マレーが出演している豪華さがあります。

映画『ロバと王女』のみどころ

シャルル・ペローの童話を原作にしているので、わかりやすいシンプルなストーリーで難しく構えることはありません。

童話の世界観をしっかりと再現しつつも、ジャック・ドゥミ監督のこだわりが演出にしっかりあらわれています。

まるで絵本の中に入ったかのような演出は必見です。

所々に歌のシーンがあるミュージカル映画ですが、華美な演出は少なく、ストーリーを邪魔することはありません。

タイトルにあるように、ロバの皮が登場するシーンがあります。しかし、おどろおどろしいリアルな演出はしていないので、お子さんと一緒に見ても心配いりません。

映画『ロバと王女』の感想

童話が原作なので、まるで絵本の中に入ったかのような世界観です。

王様の考えには驚かされますが、全体的に難しいストーリーや演出はないので、幼い子供と一緒に見れる映画作品です。

カトリーヌ・ドヌーブの昔の演技を見れる、おすすめのミュージカル映画です。

映画『ロバと王女』の登場人物・キャスト

王妃・王女:カトリーヌ・ドヌーブ(歌 アン・ジェルマン)(甲斐田裕子)
王様:ジャン・マレー(沢木郁也)
王子:ジャック・ペラン(歌 ジャック・ルヴォー)(桐本琢也)
赤の国の王妃: ミシュリーヌ・プレール(唐沢潤)
リラの妖精: デルフィーヌ・セイリグ(歌 クリスチャンヌ・ルグラン)
赤の国の王: フェルナン・ルドゥー
医者: アンリ・クレミュー
大臣: サッシャ・ピトエフ
ティボー: ピエール・レップ
ナレーター: ジャン・セルヴェ
学者: ジョルジュ・アデ
ニコレット: アニック・ベルジェ
老婆: ルイーズ・シュバリエ
ゴドフロワ: シルヴァン・コルテ
声: ジャック・ドゥミ、ミシェル・ルグラン

映画『ロバと王女』のスタッフ

監督:ジャック・ドゥミ
脚本:ジャック・ドゥミ
原作:シャルル・ペロー
音楽:ミシェル・ルグラン
撮影:ギスラン・クロケ

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