映画『デーヴ』あらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想

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1993年8月28日に公開された映画『デーヴ』。

この記事では、映画『デーヴ』のあらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想をご紹介します。

映画『デーヴ』の予告編

デーヴは容姿が大統領とソックリで、仕事の傍ら大統領モノマネで人気を博していました。

ある日、彼は本物の大統領から一日だけの約束で影武者を頼まれます。

それは、大統領が愛人と密会するための工作でした。

事実、彼と妻エレンとの間は完全に冷え切っていました。

ところが、大統領は密会中に脳卒中を起こしてしまいます。その結果、デーヴは大統領役を続けることになり、政治に対しても目覚めていくのでした。

映画『デーヴ』のあらすじ(ネタバレなし)

デーヴは自営業を営みながら、各地のイベントに大統領役として登場していました。
それは、彼の容姿がアメリカ大統領と瓜二つだったからです。

そんな中、大統領のSS(シークレット・サービス)の一人が、デーヴに目を付けました。

早速、デーヴは大統領本人と面会することになり、影武者として採用されます。それは、大統領の不倫工作としての代役でした。

ところが、大統領は愛人との密会中に脳卒中で倒れます。

本来なら、副大統領が大統領の代理を務めるはずでした。しかし、首席補佐官のボブは副大統領を毛嫌いしていたので、大統領が倒れたことを隠蔽します。

彼はデーヴをホワイトハウスに呼び、大統領を演じ続けるよう頼みました。

デーブは、ホワイトハウスの職員や閣僚についてレクチャーを受け、記者会見では見事大統領を演じて見せるのでした。

映画『デーヴ』の解説

本作は1993年公開のアメリカ映画で、アイヴァン・ライトマン監督によるコメディ作品です。

本作は、1993年度のアカデミー賞の脚本賞を受賞しています。

また、同年のゴールデングローブ賞では、ケヴィン・クラインが主演男優賞にノミネートされました。

ライトマン監督はチェコスロヴァキア出身で、ユダヤ系の両親の下に育ちました。当時、ユダヤ人への風当たりが強く、彼らはカナダに移住しています。

ライトマン監督はプロデューサー業も務めており、「アニマルハウス」や「キリング・ミー・ソフトリー」などの名作を手掛けています。

映画『デーヴ』のみどころ

本作の見どころの一つは、デーヴとボブ、そしてエレンの3人のそれぞれの思惑が交錯することです。

エレン自身はデーヴを夫だと思っており、彼が不倫したことを責め立てます。

デーヴは順調に公務をこなし、マスコミからは高く評価されるようになります。

当時、エレンは福祉関係に力を入れており、孤児院などの視察を行っていました。デーヴは彼女に付き添い、手品などで子供たちを喜ばせます。

一方、ボブは国家予算を捻出するために、福祉予算の削減を図ります。そこでデーヴは友人の会計士を呼び出し、新たに福祉予算の捻出案を作成するのでした。

映画『デーヴ』の感想

本作は、大統領のソックリさんをネタにした良質のコメディです。

悪役の大統領に代わって、善良な市民が良策を展開するのが痛快です。

最後にはドンデン返しもあり、思わず唸らされる秀作となります。

また、報道官などの脇役の演技も光るものがあります。

映画『デーヴ』の登場人物・キャスト

デーヴ:ケヴィン・クライン
エレン:シガニー・ウィーバー
ボブ:フランク・ランジェラ
マレー:チャールズ・グローディン
その他:アーノルド・シュワルツェネッガー(ゲスト出演)

映画『デーヴ』のスタッフ

監督:アイバン・ライトマン
製作:ローレン・シュラー・ドナー アイバン・ライトマン
製作総指揮:ジョー・メジャック マイケル・C・グロス
脚本:ゲイリー・ロス
撮影:アダム・グリーンバーグ

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