映画『カジノ』あらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想

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1996年4月20日に公開された映画『カジノ』。

この記事では、映画『カジノ』のあらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想をご紹介します。

映画『カジノ』の予告編

「カジノ」は、エースという賭博師を通して、ラスベガスの街を描いています。当時のラスベガスはまだマフィアの支配の下にありました。

本作は ニコラス・ピレッジによるノンフィクション「カジノ」を原作本としていて、その大部分が事実に基づく実話とされています。

本作同様にスコセッシが監督をして、ピレッジの原作本を映画化した「グッドフェローズ」の成功を反映した形で製作された第2弾という位置付けの作品です。

映画『カジノ』のあらすじ(ネタバレなし)

物語の舞台は1970年代のラスベガスです。

予想屋であったサム・エース・ロススティーン(ロバート・デ・ニーロ)は極めて高い的中率を誇っており、シカゴ一帯のマフィアやそのボス達から信頼を受けていました。

そして4つのカジノを任されたエースは、ボディガード役として与えられたニッキーと順調にことを推し進めていました。

同じ頃、マフィアのボス達は、ラスベガスの巨大カジノである「タンジール」を自分たちのものにすることで、多大な利益を得ようと企みます。

エースは、このカジノで才覚を発揮すると、ボス達を満足させることに成功します。

事業では成功を収めるエースでしたが、妖艶な詐欺師であるジンジャー(シャロン・ストーン)を好きになり結婚したことから、思わぬ方向に事態は進んでいくのでした。

映画『カジノ』の解説

この映画のモデルになったのは、フランク・”レフティ”・ローゼンタールという賭博師でした。

1995年11月22日にアメリカで、1996年4月20日に日本で、それぞれ公開され、配給はアメリカにおいてユニバーサル・ピクチャーズが、日本においてユニバーサル/UIPが、それぞれ担っています。

製作費には$52,000,000が費やされ、興行収入は$116,112,375に至りました。

一部の視聴者にとってはマーティン監督の安全牌にも捉えられる作品となるかもしれない、傑出したキャストたちの印象的で熱意に満ちた演技に支えられたお陰で、「カジノ」は一定の成果を挙げているだろうというものが、映画評論家の見解でした。

そしてこの映画は、1996年のアカデミー賞、ゴールデングローブ賞に輝く業績を成し遂げました。

映画『カジノ』のみどころ

この映画のキャストが凄く、エース役にロバート・デ・ニーロ、ニッキー役にジョー・ペシに選び、強欲の妻ジンジャー役にシャロン・ストーンを起用するなど、当時の超豪華メンバーの登場もみどころです。

また、シャロン・ストーンの段々と欲にまみれていく悪女ぶりや、まわりをかき乱していく演技が必見です。

映画『カジノ』の感想

まだカジノという文化がない日本に住む者にとって、これはやはり映画の話としてしか実感がありませんでしたが、この映画の原作本がノンフィクションであることを思い出す時、ラスベガスの街に広がる夢と闇に想いを馳せたくなりました。

映画『カジノ』の登場人物・キャスト

サム・“エース”・ロススティーン: ロバート・デ・ニーロ
ジンジャー・マッケンナ: シャロン・ストーン
ニコラス・“ニッキー”・サントロ: ジョー・ペシ
レスター・ダイアモンド: ジェームズ・ウッズ
ビリー・シャーバート: ドン・リックルズ

映画『カジノ』のスタッフ

監督マーティン・スコセッシ
脚本ニコラス・ピレッジ、マーティン・スコセッシ
原作ニコラス・ピレッジ
音楽ロビー・ロバートソン
撮影ロバート・リチャードソン
編集セルマ・スクーンメイカー

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